こんにちは。イバラキングです。
先々週は茨城県が都道府県の魅力度ランキング最下位を獲得し、見事V2を達成したという記事を書きました。
そのなかで紹介したイバラッパー「茨城最下位もう一回」はこの最下位を見越した上で作られた曲でしたが、今回紹介する映像もまさに茨城の最下位を予見し、それを逆手に取った笑いを提供する作品といえそうです。
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●イバラキ警備隊 FRONTIER DIFFENCE FORCE |
今回紹介するのは今月からいばキラTVで配信されている「イバラキ警備隊 FRONTIER DIFFENCE FORCE」というコミカルな映像作品です。
この作品のなかで茨城は、豊かな自然や豊富な特産品があり、やさしい人々がいて、また、寂れた田舎感もあるという(笑)、「最後のフロンティア」という位置づけで描かれています。
しかし、2年連続で都道府県の魅力度ランキングでは最下位となってしまっており、その裏には豊かな茨城を狙う悪の組織「ブラックローズ団」の暗躍があったのでした(笑)。
ブラックローズ団は茨城になんらかの恨みがあってイメージダウンをはかる、けしからん組織なのです。
県内全域でのイメージダウン作戦により、茨城県は評判を落としてしまいます。
そこで、茨城県はブラックローズ団に対抗するための組織を結成するわけです。
それが、ブラックローズ団特別対策課・・・通称「イバラキ警備隊」です。
まずは第1話(プロローグ0-1)をご覧ください。
動画の再生時間は1分20秒ですので、すぐ見られると思います。
いかがでしたか?
物語の設定もさることながら、ミニチュアを作った人形劇であることも、作品のいい意味でのB級感を助長していて好感が持てますね。
現時点(10/21)では第2話(プロローグ0-2)まで公開されています。
第2話は、「イバラキ警備隊のひみつ その2」となっていまして、主人公の一人ヒタチ隊員の暗い過去(笑)が明らかに・・・
初回が10月9日、第2話が10月13日の公開なので、毎週木曜日に最新話が公開されるということでしょうか。
今後の展開が非常に楽しみですね!
▼監督は牛久市出身の飯塚貴士さん
「イバラキ警備隊」を制作しているのは牛久市出身の映画監督「飯塚貴士」さんです。
監督のみならず、脚本、撮影、編集、音楽、声の出演まで一人でこなされています。
今後、女性隊員が登場するので声をどうされるのか楽しみですが、なんでも一人でこなしてしまうのはすごいですね。
撮影は牛久市のワッヘンフィルムスタジオで行われており、まさにメイド・イン・イバラキな作品です。
【ワッヘンフィルムスタジオ】
http://waffen.jp/
▼その他の作品
飯塚監督といえば、代表作に「補欠ヒーローMEGA3」があります。
この作品はNHK(Eテレ)のオーディション番組「青山ワンセグ開発」で視聴者の投票により優勝し、レギュラー枠を獲得しました。
本放送は終了しましたが、現在のNHKのワンセグ2で再放送を見ることができます。
【補欠ヒーローMEGA3】
http://www4.nhk.or.jp/P3171/
また、NHKの「どーがステーション」のページで第1話から3話までを見ることができます。
http://www3.nhk.or.jp/d-station/program/mega3/
補欠ヒーローMEGA3もイバラキ警備隊と同じ、ミニチュアを使った人形劇なのですが、タイトルにあるように主人公が「補欠」のヒーロー、つまり、ヒーローになりきれていない未熟なヒーローで、物語の設定やストーリーなどに漂う、いい意味でのB級感がたまりません。
まさにこれが飯塚監督の「作風」なのですね。
他に、現代に生きる忍者の活躍を描くアクション人形劇「ニンジャ・セオリー 完全版」という作品もありますが、こちらにはあの千葉真一さんも特別出演されています。
予告編を見た限りではかなりかっこいい作品と見受けられましたが、そこは飯塚監督のこと、笑いの要素がたっぷり入っているんでしょうね。
【ニンジャセオリー 完全版】
http://movie-ninja.com/
それではまた来週〜 Bye Bye!
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