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東北/関東/沖縄エリア TOPCoco! 週刊イバラキングバックナンバー2013/12/11

みなさん、こんにちは。イバラキングです。

現在、茨城県工業技術センターでは、伝統工芸品である結城紬と笠間焼の後継者育成研修を行っていて、後継者を目指す人を募集しています。
興味のある方は下記のサイトをご覧ください。

 http://www.pref.ibaraki.jp/topics/boshu/20131202_01/

今週は茨城の伝統工芸品の特集です。
みなさんはいくつ知っていますか?


●茨城の伝統工芸品

【国の伝統的工芸品】

茨城にはたくさんの伝統工芸品がありますが、まずは「国の伝統的工芸品」に選ばれている3つを紹介していきましょう。

▼本場結城紬

日本三大紬にも数えられ、高級織物の代名詞ともいえる結城紬。
結城は奈良時代から織物が作られていた場所だそうで、室町時代には大名の結城氏が幕府に織物を献上していました。
すべて手作業で織られるというその工程は30以上におよびます。
制作は無地でも2週間、織り方によっては200日かかるものもあるそうです。

▼笠間焼

都心から最も近い焼物産地である笠間。
この地で笠間焼が始まったのは江戸時代。
近江国の信楽から陶工の長右衛門招き、窯を開いたのが始まりです。
時の笠間藩主、牧野貞喜は保護・奨励したことで、笠間焼は一大産業になりました。

笠間焼の祭典「陶炎祭」は、ゴールデンウィーク中、もっとも人出の多いイベントとしても知られています。

▼真壁石燈籠

古くから石の産地として知られる桜川市の真壁地区。
石材業がさかんで、日本三大石材産地にもなっています。
ここで産出される真壁石は、「こみかげ石」などとも呼ばれ、目が揃い、変色やつや落ちがなく、水分も上がらないなど、高品質で建築物や墓石でも使用されています。
「真壁石燈籠」は完成するまでに18の伝統技術・技法が使われ、春日型や雪見型など燈籠の種類も様々です。

【茨城県郷土工芸品】

茨城県では、郷土の風土や生活の営みの中で受け継がれてきた工芸品が「茨城県郷土工芸品」として指定されています。
今回はたくさんある工芸品の中から一部をピックアップして紹介します。

▼国寿石大子硯(大子町)

国寿石大子硯(こくじゅせきだいごすずり)は日本名硯(めいけん)の一つとして知られている硯(すずり)です。
水戸藩主の徳川斉昭が専売品としたのがはじまりです。

▼西ノ内和紙(常陸大宮市)

江戸時代に水戸藩の専売品とされ、徳川光圀の編纂した「大日本史」にも使われました。
丈夫で水に濡れても破れにくく、虫もつかないため、保存に適しているのが特徴です。
手作業ですかれた和紙は独特の風合いがあって、工芸品・インテリア用品として高い人気を誇ります。

▼雪村うちわ(常陸太田市)

室町時代の画家、雪村が作ったうちわで、常陸太田市に伝わっています。
33の工程は全て手作業で、マダケで作った骨に「西ノ内和紙」を貼り、雪村ゆかりの山水花鳥の水墨画が描かれます。

▼涸沼竿(水戸市)

釣りの名所である涸沼では、昔から独特の和竿が使われていましたが、一時製造が途絶えていましたが、幻の和竿を望む声が多く、昭和期に「涸沼竿」として復活しました。

▼粟野春慶塗(城里町)

日本最古の春慶塗(しゅんけいぬり)で、岐阜の飛騨春慶、秋田の能代春慶とともに、日本三春慶の一つに数えられています。
春慶塗とは聞き慣れない言葉ですが、漆(うるし)塗りの技法の一つで、器に透明な漆を塗り、木目が透けて見えるように仕上げたもののことをいいます。

▼梵鐘(桜川市)

800年の歴史をもつ関東唯一の梵鐘(ぼんしょう)が桜川市で作られています。
梵鐘とは、簡単にいうとお寺の鐘です。
鎌倉時代に、現在の小田部鋳造所の先祖が大阪から真壁に移り住み、現在は37代目だそうです。

▼桐下駄、桐箪笥(結城市)

紬が有名な結城市は、桐製品の産地としても知られています。
桐下駄は静岡、香川と並び、日本桐下駄三大産地の一つになっています。
桐箪笥(きりだんす)は結城氏の調度品としてけやきの箪笥が作られたのがはじまりで、その後桐を使った箪笥に変わっていきました。
桐は木目が美しいばかりでなく、燃えにくく、通気性、防湿性、防虫性にすぐれているのが特徴です。

▼大穂のほうき(つくば市)

最近はあまり見かけなくなってしまいましたが、昔は掃除の主役といえば「ほうき」でしたね。
大穂のほうきは、明治時代にこの地にほうき栽培が始まったことがきっかけで、手作りのほうきが作られて全国に売り出されるようになりました。
ピークは昭和30年頃で、現在ではほうきの需要が減り、栽培農家も激減したため、輸入物のほうき草を青く染めて生産されています。

▼淡水真珠(牛久市)

真珠というと海でとれるものと思いがちですが、淡水でとれる真珠が茨城にあります。
霞ヶ浦や新利根川で養殖される池蝶貝(イケチョウガイ)という二枚貝から作られます。

▼カガミクリスタル(龍ケ崎市)

ドイツに留学した各務鉱三が、現地で学んだクリスタルガラス工芸の技術を持ち帰り、日本初のクリスタルガラス工場を作ったのがはじまりです。

 

それではまた来週!ByeBye〜




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