こんにちは。イバラキングです。
先週はまえがきで郷土料理「すみつかれ(しもつかれ)」について触れました。
本場である県西地区でも初めて知ったという方がいる一方、取手でも知っている人がいるとか、土浦でも昔作っていたなど、現在行っているエリア調査(南限・東限)に関する情報もいくつかいただきました。
たまたま知っていたとか、県西出身のお母さんが作っていたなどの可能性もありますので、これらの情報だけで「すみつかれが食べられている地域」と断定することはできませんが、当初思っていたよりも広い地域で食べられていることがわかりました。
その一方で、若い人にはなじみが薄く、最近は作らなくなっている家庭も増えているようです。
まあ、私も個人的には苦手なので食べはしないのですが(笑)、郷土の食文化を後世に残していきたいという思いは強く持っています。
こうやってネットで紹介することで、少しでも広めて(残して)いけたらいいですね。
さて、今週は茨城の「県の木」にもなっている「梅」についての情報です。
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2月下旬から3月にかけては、梅の季節ですね。
桜と比べると地味な印象のある梅ですが、茨城では偕楽園など有名な梅の名所もありますし、前述のように「県の木」にもなっているほどなじみのある木(花)ですよね。
そういうわけで、茨城県内の梅の名所とイベントを紹介していきましょう!
▼偕楽園、弘道館(水戸市)
「日本三名園」の一つ、水戸の偕楽園は全国的にも知られている梅の名所ですね。
梅まつりには全国からお客さんが集まりますが、茨城でもっとも知られた名物「水戸納豆」も元々は梅まつりに来たお客さんに納豆を売り始めたのがきっかけなんですよね。
まつり期間中の2月23日には、「第12回水戸納豆早食い世界大会」も行われますよ。
他に、「水戸の梅まつり梅酒大会」なんていうイベントも企画されています。
それと、忘れちゃいけないのが弘道館。
偕楽園とともに梅まつりの会場になっており、800本の梅が植えられています。
※現在、震災の影響により建物内(正庁、至善堂等)には入れません。庭園のみ入場可。
【第117回 水戸の梅まつり】
期間:2月20日(水)〜3月31日(日)
見頃:3月上旬〜中旬頃
http://www.mitokoumon.com/maturi/ume/ume.html
▼筑波山梅林(つくば市)
筑波山の中腹にある梅林も梅の名所の一つですね。
園内に散在する巨石とのコントラストや眼下に見える田園風景がウリです。
天気が良ければスカイツリーが見えるかも!?
また、期間中は筑波山名物「ガマの油売り口上」が毎日見られますよ。
【第40回 筑波山梅まつり】
期間:2月16日(土)〜3月24日(日)
見頃:2月下旬〜3月下旬頃
http://umematsuri.jp/
▼諏訪梅林(日立市)
水戸の偕楽園と同じで水戸藩9代藩主徳川斉昭公がつくった梅園です。
白梅を中心に282本の梅が植えられています。
見頃:3月初旬〜下旬頃
http://www.city.hitachi.ibaraki.jp/viewer/info.html?idSubTop=9&id=2506
▼東持寺(結城市)
通称「うめでら」といわれる曹洞宗のお寺です。
1万坪ほどの広さがある境内は、中世の武家屋敷跡として結城市の文化財史跡にも指定されています。
見頃:3月
http://www.umedera.net/
▼西山の里 桃源(常陸太田市)
西山荘の手前にある施設で、約70本の梅があります。
梅まつりも開催される…というか、すでに開催されている可能性もあるのですが、サイトにはまだ去年の情報が掲載されていまして(2/19現在)、今年の開催情報は直接お問い合わせください。
見頃:3月上旬〜中旬頃
http://www.tougen.com/
▼梅園公園(つくば市)
こちらは名前のとおり梅園がある公園です。
https://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/2117/4700/004702.html
それではまた来週!ByeBye〜
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