こんにちは。イバラキングです。
日に日に寒くなっていますが、そろそろ鍋料理が食べたい季節ですね。
今週は茨城のご当地鍋を紹介したいと思います。
茨城の鍋を制覇して、寒さを乗り切っちゃいましょう!
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▼あんこう鍋、どぶ汁(鹿島灘沿岸)
全国的にも有名で、茨城を代表する鍋といえば「あんこう鍋」ですね。
あんこうの身は一部を除き、ほとんど食べることができ、食用部位は俗に「あんこうの七つ道具」といわれています。
刺身やから揚げでも食べられますが、もっともポピュラーな食べ方が「あんこう鍋」です。
また、茨城では昔から漁師が食べていた「どぶ汁」というあんこう料理もあります。
これは、まず「あん肝」を鍋に塗って、そこに味噌を加え、あんこうの身から出る水分と野菜の水分で煮込む汁料理です。
【北茨城市】
http://www.city-kitaibaraki.jp/modules/sight/index.php?content_id=41
【日立市】
http://www.koufukuankou.com/
【大洗町】
http://www.oarai-info.jp/eat/08.htm
▼しし鍋(石岡市)
石岡市の八郷地区で、ここ数年人気となっているのが「しし鍋」です。
しし鍋とは、地元で捕れた「イノシシ」を使った鍋のことで、イノシシの被害に悩まされていた八郷地区で、イノシシの駆除とまちおこしを融合した取り組みとして注目されています。
ただ、今年は一時イノシシの肉から検出した放射性物質の影響で、茨城県内のイノシシの捕獲が控えられ、農業への被害も出ているそうです。
こうした中、石岡市では民間検査機関で全頭検査を実施し、定規制値を下回った肉のみを提供することで、例年どおり「しし鍋」を食べることができます。
今年も3店舗のしし鍋を食べるとステキな景品がもらえるそうですよ。
【しし鍋マップ(2011〜2012)】
http://www.shokokai.or.jp/08/0846310000/index.htm#sin32
▼しゃも鍋(大子町)
茨城を代表する地鶏である「奥久慈しゃも」
育て方にもこだわっており、穀物と野菜を餌に、十分な運動をさせて、100日以上かけて育てられます。
しまりがあり歯ごたえ十分な肉質で、しかも低脂肪。
鍋の食材としても、最高の一品ですね。
↓下記のページにはしゃも鍋をふるまうお店も掲載されていますので、ご参照ください。
【奥久慈しゃも】
http://www.daigo-kanko.jp/?page_id=78
▼祝い鍋(坂東市)
坂東市では茨城でも有数の農業地帯で、野菜の生産がさかんです。
なかでもネギやレタスが特産で、これらの野菜を使った「祝い鍋」が開発されました。
旧市名である「岩井」と、「祝い」をかけたネーミングで、めでたいときやいいことがあったときにみんなで食べたい料理ですね。
↓下記のページには祝い鍋が食べられるお店のマップも掲載されています。
【坂東名物「祝い鍋」】
http://www.city.bando.lg.jp/index.php?code=376
▼芋煮(常陸大宮市)
芋煮というと山形県が有名ですが、茨城の「山方」(常陸大宮市)にも芋煮があるんですよ。
今年は残念ながらすでに終わってしまいましたが、常陸大宮市の山方地区では毎年直径3.5mの関東一のジャンボ大鍋で芋煮を作り、来場者にふるまうイベントが開催されています。
奥久慈シャモや地元である山方産の里芋をふんだんに使った芋煮です。
それではまた来週!ByeBye〜
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