こんにちは。イバラキングです。
先週は茨城の遺跡第1弾として、「古墳」を紹介しましたが、今週は貝塚や建物跡、窯跡などをまとめて紹介します。
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【貝塚】
▼南高野史跡公園(日立市)
縄文時代中期〜後期のもので、茨城県北部で最大の貝塚。
一帯は公園として整備されています。
出土品は日立市郷土博物館などに収蔵されています。
http://www.city.hitachi.ibaraki.jp/viewer/info.html?idSubTop=9&id=2531
▼大串貝塚ふれあい公園(水戸市)
伝説の巨人「ダイダラボウ」がいる公園といえばわかる人も多いでしょう。
大串貝塚は「常陸国風土記」にも記載されていて、文献に記録された貝塚の中では「世界で最も古い」貝塚なのです。
ちなみにダイダラボウは貝が大好物なんだそうです(笑)。
http://www.mitokoumon.com/shisetsu/kouen/ookusikaiduka.html
▼上高津貝塚ふるさと歴史の広場(土浦市)
施設は上高津貝塚(広場)と考古資料館からなっており5haの広さがあります。
近くにはため池100選にも選ばれ、里山の自然を今に残す「宍塚大池」があります。
http://www.city.tsuchiura.lg.jp/section.php?code=44
▼陸平貝塚公園(美浦村)
日本人の手で初めて発掘調査が行なわれた遺跡として有名ですね。
霞ヶ浦のほとりにあり、大小8つの貝塚群で構成されています。
http://www.pref.ibaraki.jp/hakase/mini/11/index.html
▼立木貝塚(利根町)
貝塚としては小規模なものですが、日本最多ともいわれる100個以上の土偶出土遺跡として知られています。
http://www.town.tone.ibaraki.jp/index.php?code=137
【建物跡】
▼常陸国分寺跡、常陸国分尼寺跡(石岡市)
その昔、常陸国(茨城県の大部分)の国府は石岡市にあり、政治・経済の中心地として繁栄したそうです。
奈良時代には、国府である石岡に国分寺と国分尼寺が置かれました。
http://ishioka-kankou.com/310rekisi/310rekisi.htm
▼平沢官衙遺跡(つくば市)
こちらは奈良〜平安時代にかけての常陸国筑波郡の郡役所跡ですね。
「つくばの正倉院」ともいわれ、正倉院を思わせる建物が印象的です。
http://hello-tsukuba.jp/feature/hirasawakanga/
【窯跡】
▼小幡北山埴輪製作遺跡(茨城町)
いわゆる「埴輪の制作工場跡」なのですが、実はここが日本最大なんですよ。
窯の数は全国一番の数となる59基です。
http://www.ibarakiguide.jp/db_kanko/?detail&id=0800000002239
▼馬渡はにわ公園(ひたちなか市)
地元ではあやめが咲き誇る公園としても有名です。
名前のとおり元々は埴輪製作遺跡で、その後公園として整備されました。
http://www.city.hitachinaka.ibaraki.jp/0913koen/kotosino-hanashoubu.html
それではまた来週!ByeBye〜
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