
こんにちは。イバラキングです。
もうすぐ2月ですね。
2月といえば、節分、豆まきですね。
最近は関西発祥の「恵方巻き」もだいぶ浸透してきましたが、茨城ならではの昔ながらの節分というのもいいものです。
でも「茨城ならでは」のものってあるんでしょうか?
それがあるんです。
一番特徴的なのは「掛け声」でしょう。
同じ茨城県内でもエリアによって微妙に違っているんですよ。
今週はそんな節分の話題でいってみたいと思います。
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茨城ならではのものを紹介する前に、ほぼ全国的に共通している決まりごとを挙げてみたいと思います。
@豆(大豆)をまく
A歳の数だけ豆を食べる
B柊(ひいらぎ)の枝にイワシの頭を刺したものを戸口に立てる
こんな感じだと思います。
他に、「恵方巻きを食べる(丸かぶり)」というのが近年広まってきましたが、これは元々関西発祥ですね。
関東では「恵方巻き」だけが広まっている気がしますが、みなさんはどうでしょうか?
ただ食べればいいと思っている人も多いようです。
恵方巻きにはいろいろ決まりがあって、節分の日の夜に縁起の良いとされる方角に向かって、太巻きを一本まるごと、黙ったまま食べなければならないのです(笑)。
最初にこの話を聞いたときには大笑いしました。
だって、家族揃って、無言で太巻きを丸かぶりするっておかしくないですか(笑)。
真剣にやらないといけないっていうのが逆におかしくて・・・
ちなみに、恵方巻きはぜひココストアでお買い求めください(笑)。
では、本題である茨城ならではの豆まきを紹介しましょう。
前述のように最も特徴的と思われるのは豆まきの「掛け声」です。
我が家ではちゃんと決まりがありまして・・・
「福は内、福は内、鬼は外、鬼は外。福の神でぶっとめろ!」といいます。
一字一句間違ってはいけません。
さらに、鬼が驚いて逃げるように、大声で言わないといけないのです。
幼稚園の行事やテレビ番組を見ると、だいたい「鬼は外」が最初ですよね。
でも最初は「福は内」でないとダメで、「鬼は外」は後からです。
しかも、2回ずつ言うのも決まっています。
最後の「福の神でぶっとめろ」ですが、「ぶっとめろ」はしっかり茨城弁ですね(笑)。
ニュアンス的には「食い止めろ」みたいな感じでしょうか。
ちなみに上記は我が家の掛け声ですが、地域によって微妙に違っています。
だいたい「福は内、福は内、鬼は外、鬼は外」は共通のところが多いです。
しかし、最後の部分がいろいろバリエーションがありまして・・・
一つは「福でもってぶっとめろ」です。
また、「ぶっとめろ」ではなく「ふっとめろ」を使う家もあります。
さらには、「ふっとべろ」という言い方もあります。
「ふっとべろ」というのは「吹っ飛ぶ」の命令形なんでしょうかね??
福の力で鬼や邪気を吹っ飛ばすという意味なのかもしれません。
他に変わったところでは、つくば市に「鬼ヶ窪」という地区がありまして、こちらでは「あっちはあっち、こっちはこっち、鬼ヶ窪の年越しだ」という掛け声があるそうです。
また、家によっては「鬼は内」と言ったりもするそうです。
やはり地名に「鬼」とつくので、そういう言い方になったのでしょうね。
それと、北海道では大豆ではなく落花生を殻つきのまま撒くのが一般的だそうです。
後で拾ってそのまま食べられるのがよいそうですが、茨城でも最近は落花生で豆まきをする人がちらほらいるみたいですよ。
茨城は千葉に次いで日本第二位の産地ですので、もっと増えてもいいかもしれませんね。
それではまた来週!ByeBye〜
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